弟(55歳)からファイルが届いた

ずっと読みたいと思っていた ビッグ錠先生 1977年作品 かいぞく広場「スーパーカーを作ろうぜのまき」のコピーだった。京都精華町 学研都市の国立国会図書館で写しをもらってきたとの事。そうか、東京まで行かなくてもええんや。手っ取り早い手段にちょっと躊躇するが、何にせよ原本に再見させていただこう。
これ、面白いマンガやわ。当時ブームだったスーパーカーの雑誌に感化された主人公3人組が、足漕ぎ車なんかの廃材や段ボールを材料に、スーパーカーのレプリカを作って街をパレードするという展開。廃材を集めたり、作るのに苦労する展開の積み重ねがいかにもビッグ錠先生らしくって面白い。オチも自分が記憶してたのとはちょっと違ってて、と言ってもハッピーエンドでなくビッグ先生のマンガにときどきある意地悪さを感じさせる終わりになってました。
国立国会図書館っていうのは、「ただ 見る」という点ではいい方法かも。それよりも我々兄弟が行うべきなのは「いつオークションに現れるかわからない 1977年と1978年の小学三年生 を延々と網を張り続ける」という事なのだろう!
そしてもう1つの謎「その時 当該学年でない 私ら兄弟がなぜ小学三年生誌を手にしていたのか?」が明らかになっていない。まあこれはうちら兄弟の問題なのでどうでもええ事なのだが、最近思い出した事で 小学何年生誌だったかをもらって、故 赤塚不二夫先生の「おじさんはパースーマン」とかいうタイトルのマンガを読んだ事を思い出した。 おでんで作られた「戦艦大和煮」が出てくる位しか覚えていない。
かいぞく広場のこの回が1977年12月号なので、赤塚先生のパースーマンの連載時期と大和煮の掲載回が一致していれば、「うちへの来客が私ら兄弟への手土産に 小学館の学年誌を買ってくれて 学年を間違えて買った」という仮設が成立するようになるはずだ。 まあ、仕事忙しくて ボチボチ調べます。
しかし このマンガ、何かの形で手軽に読めるようにならんもんでしょうか?ビッグ先生の低学年ターゲットのマンガは結構良作に思います。スーパー食いしん坊も文庫化の時には後半の料理勝負編は収録が見送られましたし、今持っているものを大事にしておきたいです。
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