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週末から上映が始まっており、つい見に行ってしまった。上映2日目、3回目上映で8割以上の入り。大半が私くらいの年齢の男性だ。2199以来、まあヤマトの客層はこんなもんだ。
内容はなかなか良かった。概ね旧劇場版の序盤をなぞってるけれど、細かい所の解釈がいちいち辻褄を合わせようとしていて、デザリアムの地球侵攻作戦が単にご都合良く成功したように見えないよう工夫されているのが良かったかな。アルデバランが波動砲打ったように見えなかったのだが気のせいだったか?無人艦隊はなかなか善戦したように思うがどうだろう?
2199の時から困っていたのだが、ヤマトはイオンでなくMOVIXでの上映のため、車を駐車場に停めておくと映画料金と同等くらいの駐車料金が必要になってしまうのが大きな問題なのだ。そこで今回
この間利用するようになったLUUPのキックボードで映画館近くまで移動をしてみた。これが結構快適で、料金も往復で¥400ちょっとと御池駐車場利用に比べて大幅に抑える事ができた。雨が降ると厳しいのが難点なんですが。
次は11月。これは結構期待できるんではないだろうか?第2章見終わったらBlu-ray買おう!
伊福部昭: 地球防衛軍 オリジナル・サウンドトラック
しれっとCINEMAKANレーベルから発売されてましたが、この映画で流れた音楽の集大成みたいなアルバム。これは買っておこう! (★★★★★)
小松左京, 伊福部昭, 冨田勲, 京建輔, 羽田健太郎, 田中正史, 佐藤勝, 広瀬健次郎, 小松左京, 松井慶太, オーケストラ・トリプティーク, 金属恵比須, ヒーローコーラス, 伊藤美香: 3SCD-0052 「小松左京音楽祭」 松井慶太(指揮)オーケストラ・トリプティーク&金属恵比須
コンサート開催から早々のCD化が嬉しい。日本沈没の各版の再演奏がウリだけれど、白眉は廣瀬健二郎さん作曲のTV版楽曲のサウンドだ。原盤テープは損傷・劣化のために再生不能となってしまっているらしく、楽器編成もそっくりに再演してるのが素晴らしい。もはや執念を通り越して怨念に近いモノを感じるサウンドだ。 (★★★★★)
三浦 俊良: 東寺の謎―巨大伽藍に秘められた空海の意図 (祥伝社黄金文庫)
サイト管理者の高校時代の恩師の著。終章「私の歩いてきた道」に『信に死して願に生きる』という意味を知る。
ササキバラ ゴウ: それがVガンダムだ―機動戦士Vガンダム徹底ガイドブック
大人のしがらみ、軋轢の中で形作られた呪われた作品、それが「Vガンダム」なのだと。崩れ落ちてゆく精神を維持しながら富野由悠喜監督が戦い抜きたどりついた先にあったものは何か・・・・・
司馬遼太郎: 新装版 殉死 (文春文庫)
行き詰まったらこの本を読み返すことにしている。あまりに有名なこの人は、自分の事をどう思って生きていたのか?精神論の行き着くいた先には人の死に殉じるという結論しかなかったのだろうか? (★★★★★)
小林 晋一郎: バルタン星人はなぜ美しいか―新形態学的怪獣論―
ウルトラシリーズ(円谷プロ作品)を怪獣の形態の美しさを視点にして語るという、非常におもしろい本。成田亨さんを褒めるだけでなく、高橋昭彦さん、米谷佳晃さんら第2期ウルトラシリーズデザインをもページをとって褒めている(笑) これはすばらしい!! (★★★★)
江戸川 乱歩: 幽霊塔
文体がやや古風なのに慣れると、途端に面白くなってくる。謎の美女「秋子」の過去を紐解く怪奇小説。売りはやはり宮崎駿の妄想的解説だ。そもそもは黒岩涙香という作家が米国の小説「灰色の女」を翻案した「幽麗塔」という作品がルーツとしてあり、これを涙香のファンだった江戸川乱歩がリライトした、という三者三葉の違いを宮崎駿が例の画の密度で解説してるページが素晴らしい!! (★★★★)
牧村 康正: 「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気 (講談社+α文庫)
早くも文庫化。「単行本未収録エピソード満載」とあるけどそんなに物量はない印象。再読して改めてこの人凄まじい生き方したんやと思う (★★★★★)
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