佐藤勝 楽曲の良さに気づく日々
このところ、佐藤勝さんの音楽にハマっている。
高校〜大学生の頃、怪獣映画のサウンドトラックの発掘ラッシュみたいな時期があり、伊福部昭さんと比べて佐藤勝さんや真鍋理一郎さんの楽曲は重厚さに欠けるのでダメ!と勝手に排除してた。「ゴジラの息子」のメインタイトル曲はふざけてると聞く気にもならなかった。50歳過ぎてリマスターされた「ゴジラの息子」や「連合艦隊司令長官山本五十六」とかを見直していてじわじわと音楽の良さが伝わってきた。言葉でなんと表現したらいいのだろう、登場人物と観客の心情に寄り添う旋律というのか?撃墜され墜落してゆく山本五十六の搭乗する大艇をカメラが追いかけてゆく場面の音楽とか、「幸せの黄色いハンカチ」のタイトル曲とかは一抹の物悲しさの中に希望的な雰囲気も感じさせるとこがすごくいい。なにかに押しつぶされていってるようなこの情勢の中に活路を見出したいような想いが、佐藤勝さんの楽曲から感じられてきているのかも知れない。
戦記物では「ゼロファイター大空戦」の単独のサントラが出てくれんもんだろうか?アナログレコードでしか音楽を持ってないので。
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