「孫悟空」DVD発売
昭和34年の東宝映画「孫悟空」山本嘉次郎監督のDVDが不意に発売になった。Blu-rayの時代にわざわざDVD。ここの所團伊玖磨さんのCD発売でちょっと盛り上がりがあったので、その影響と思っている。私は全くこの映画未見で、同じ山本嘉次郎監督の戦時中のエノケン主演の白黒映画「孫悟空」は見ていて、また先立って黒澤明映画のDVD本で発売されたのでこっちは買ってしまった。どちらも円谷英二監督が特撮担当なので、この三木のり平版はどんな映画なのか、すごく気になっていたのだ。
製品としてはすごく質素な仕様。解説書と思ったら広告だった。パッケージ裏は映画のアオリ文句でなく、ちょっと解説っぽい文章。その分静止画はこれまであまり見たことがないようなスチル、この映画自体そんなに取り上げられる事が無かったから、特典内容は満足した。
特撮は宇宙大戦争、日本誕生前後の作品なのでどんなんか?と思っていたが、ミニチュアセット特撮は少なくて、作画合成で状況説明する手法が中心だった。
堺正章の西遊記の有川貞昌さんの特撮とは大分趣が違う。映画自体が舞台劇のような創りなので、特撮がなくても特に問題なくお話しは進む。三木のり平さん熱演。ヒロインは団玲子さん、八千草薫さんにパイ投げみたいな事させててすごくびっくりした映画でした。
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