PC−8001再起動計画 設置編
どこかにプログラムを録音したカセットテープがあるとは思っていたのだ。自宅をリフォームした際に自分の持ち物が色々と散逸してしまい、そのうちの1つ、私が初めて買ったパソコンPC -8001とプログラムカセットテープ集は別々の所にしまわれてしまったのだった。
小遣いも当時は少なかったので、ちゃんと買ったソフトは2本。その他大半は休日の度にコツコツ雑誌から入力したゲームプログラムを録音した物だ。すごく苦労して打ち込んだミサイルコマンドや北海道防衛作戦なんかもちゃんと見つかった。
さあ、電源は入るのか?NECのPCーTV352に繋いでみる。電源入れると ピッ!っと本体から音はする。画像が映らない。cload“とコマンドを入れるとカチっと音がするので、どうやら本体の問題ではなさそうで、PC−TVがダメになってしまっていたようだ。どうするか?
Amazonで探すとPC−8001のデジタルRGB8ピンをVGA端子に繋ぐケーブルが、ちと高いが販売されている。うちにはまだSonyのGVM -1415という何でも映してくれるトリニトロン管のモニター(もうだれも知らんやろうなあ)があり、これに賭けてみようと思い、ケーブルを発注する。
2日ほどして現物が届く。
ん?RGB21ピンって書いてあるぞ!?ケーブルの端子はデジタル8ピンとVGA15ピンだ。ラベルが間違ってる!
これで繋いでみよう・・・繋がらない?そうか!そうやった‼︎GVM -1415はVGA以前のEGA CGAという解像度の時代のモニターで、入力コネクタは特殊な9ピンなのだった。ああ、アカンのかなあ。手持ちのケーブルみて色々考えてみる。DOS/V機をこのモニターに繋ぐケーブルがある。VGA9ピン〜VGA15ピンだ。っていうことは、PC−8001用に買ったケーブルとの間にこんなジェンダーチェンジャー
を挟んだら、理屈の上では結線されてるんではないかい?
つないで電源入れてみた
やった!写った!PC−8001は生きていた!
次にデータレコーダーを繋ぐ。なんか動いてない。裏蓋を開けて見る。
駆動ゴムが劣化して溶けてしまってる。
ラジカセを代用する
残念、今回はここまでです(笑)
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