石川賢版「ウルトラマンタロウ」小学館刊を読む
小学館刊の「ゲッターロボ完全版」を買った時に、石川賢先生版のウルトラマンタロウも出てる事に気がついたのだが、ようやく入手。
1999年刊の双葉社のも持っているけれど
この物量の違い。石川賢先生の小学一年生版も収録されているのと、少年サンデーでの連載順に今回の小学館版では掲載され直してある。(双葉社版では「鬼がくる」が「小さな独裁者」の前に収録されているけれど、連載順は逆)
面白いなあ。例え相手が小学一年生でも、石川先生バイオレンスに手抜きがない。クビは飛ぶし、目も飛び出る。
少年サンデー版はZATは出てこないし、テレビ作品とは全く異なる世界観だけれど、「ウルトラマン」とは「怪獣」とは何か?事については平成ウルトラマンにも通じるような解釈がこの時点でされているところが興味深い。ウルトラマン80で矢的先生が言うた「怪獣の様になってしまう子供」みたいに、人間の暗い心が怪獣を生み出す素みたいな所も試行されてる。
価格的にはちと高めには思いますが、蔵書にはしておきたいですなあ。
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