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2015年1月 1日 (木)

納豆餅の夢を




今年のうちの納豆餅を食べる。今年は餅つきの日が私は仕事で、弟(46歳)が母を手伝って完成させている。全体的に控えめの塩加減だけれど材料が厳選されており、とんでもなくおいしい。作り方については私の2006年正月の書き込み「京都・伝承の(?)納豆餅の技」を参照していただきたい。今読んでも我ながら結構具体的なレポートだと思う。
私ら兄弟にとっては正月に食べる当たり前の食べ物なのだが、依然このやり方を継承している人は減っているようで、母がいなくなってしまったらこの食べ物は永遠にこの世から消えてしまうのではないかと、ちょっと大げさだが年々危惧が深まっている。私ら兄弟、そしてできれば私の娘くらいは継承して欲しい技なのだが、モノが納豆なだけにウチの嫁&弟の嫁がアウト。我が子らもそんなに納豆に執着があるわけでもないので、いづれかの日には廃れていってしまうのだろう。
毎年この時期に買っていた近江高島の老舗の「鮒寿司」の店舗が2〜3年前ににごろ鮒が手に入りにくくなった事から廃業になったということも、私にとっては結構ショックな事で、たかだか納豆餅といえども油断していると材料も技も消えていってしまうのではないだろうかとすごく心配になりながら今年の納豆餅をいただいた。

 弟夫婦らと「実際、このやり方で納豆餅をつくってみるとして、ご希望があればどれくらいの価格でお分けできるだろう?」ということをシミュレーションし始めると、酒の勢いもあって結構盛り上がってしまった。そんなに高価な材料ではないけれど、それなりにこだわった中身でこの納豆餅は作ってある。納豆はずっと京北町の「美山健康納豆」を使い続けている。納豆はこれでないとダメだ。今年の餅米は、福井県の(有)あわら農楽ファームというところの「タンチョウモチ」という餅米を近くの福祉作業所経由で買った。これは結構コシがあっていい餅になった。いい餅米だったと思う。きな粉は「黒豆きな粉」というのを使用。近くのスーパーで売ってるものを使用。取り粉と一緒にきな粉を使う事が重要。普通のきな粉よりも焼いたときの香ばしさがいいというのが私の母の意見。
 塩加減はご注文時のオーダーに従って決めるとして、今のご時世塩分控えめにして・・・・・。さあ、この納豆餅1本おいくら位になるでしょうか?
 納豆餅なんて単につきたての餅においしい納豆くるんで、正月にいろりでちょっとづつ焼いて食べるなんでもない食べ物だったはず。もうけとかそんなのでなく、この食べ物にこういう作り方があっておいしいんですよって事を伝えたいんですけれどね・・・・・。まあ、将来的な夢ってことで。

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