しまなみ海道を原付(2種)で渡る秘訣
仕事のストレスが限界を超えたので、なんとかお休みをいただいてアドレスV125でふらっと出かける。前から思っていた「しまなみ海道を原付で渡って佐田岬までたどりつく」を目指してみる。おんなじ無駄な事を考えている人たち(いるのか?)のために、ポイントを記しておきたい。
国道2号線から橋を渡るために表示に沿って向島へ。ここまでは料金はかからない。高速の入り口はあるのに、原付(自転車)の入り口がわからない。たまたまパトカーが止まっていたので聞いてみると『路側帯のとなりに水色の線がひいてあるので、それに沿っていけば今治まで行ける』とのこと。なるほど、水色の線が路側帯に沿って引いてある。
所々途切れるもののしばらく走ると因島大橋の表示が見えてくる。
進んでゆくと通行道が見えてくる。因島大橋だけは橋の下に通路があり、ワイヤーがきしむ音や揺れたりするのでおっかない。
料金はそこで誰かが見ているわけではないのだけれど、ちゃんと入れよう。通行者の良心を信じるシステムがすばらしい。
この季節みかんが良い感じに色づいている。通路の側でそれはもう「持って行って下さい」という感じで実っているのだが取ってはいけない。
橋のかかっている島をぐるぐる巡りながら、途中道の駅もいくつかあったりして、高速で一気に渡りきるよりも瀬戸内の島の暮らしのムードを満喫できてこれはなかなかお進めのツーリングだ。ただし近畿圏から原付(2種)引っ張ってくるのに根性がいるが、それを余りあっての楽しさがある。
しまなみ海道を原付2種で渡るにあたって、50円玉はいっぱい用意しておいてほしい。100円で渡る橋もあるのだが、50円の渡り賃の橋の方が多い。さっきの写真でもわかるように、料金箱のところにはだれも居らず通行者の良心に依存している。そもそもは島のみなさんの生活道路であるので、通らしてもらうのだからちゃんと通行料は支払おう。ただ100円しかもっていないのに両替する手立てがなく、しかたなく行きはまとめ払いさせてもらったことをここで白状しておく。帰りはホテルでいっぱい50円玉つくってもらったので問題無かったが。
京都から昼までに尾道に着いて、しまなみ海道渡って佐田岬へ・・・・というのは甘かった。高速でまっすぐ橋渡るわけでないので時間はかかるのだ。とても佐田岬は無理。というのが結論だった。
何にしても、今年は「原付2種で呉」「原付2種でしまなみ海道走破」というこれまでずっと考えていた貧乏&長距離ツーリングを完遂できたのですっきりはした。
さあ、来年はリターンライダーになって排気量上げてみよう。
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