ヴィナス戦記を見る
しばらく前に、日本映画専門チャンネルで「クラッシャージョウ」の放映があってすごく楽しませてもらったのだが、「ヴィナス戦記」をすご〜く見たくなってしまった。これはどういうわけかDVD発売されておらず、海外版を手に入れるしか今は視聴する方法が無いようだ。
当時弟がなぜか劇場に見に行って『戦争はいけないんだー、平和が一番なんだー っていう普通の映画でつまらんかった』とこぼしていていたのを覚えている。その後、私もレンタルビデオで見たが、弟の言うとおりなんのひねりもない普通の話だったが、結構面白いと思った。当時「メガゾーン23」や「王立宇宙軍」でも同様のテーマを扱っており、その「安彦版」という印象。ロボットではなくバイクを脇メカに持ってきて、親近感を持たせていたり、実写との合成、主人公の声に少年隊の植草克秀さんをもってくるなど非常に意欲的な内容だったけれど映画としては不調だった。主人公=植草克秀というのはどうかと思ったけれど、意外にうまかったし違和感もなかった。作品封印の原因はこのキャスティングにあると言われており、版権の使用許可が降りないらしい。結構好演してるし内容的にも差別とかの問題があるわけでないので、普通に国内盤でBlu-rayで出ないのがとても残念だ。
再見して、甘い話だけれどすごく丁寧なつくりで、改めて面白いと思った。作画も非常に丁寧で、モノバイクや敵戦車メカ「アドミラルA1ータコ」のCGとかじゃない非常にめんどくさいだろうアニメートをがんばってて、「動き」を堪能させてもらえる。
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