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2011年8月16日 (火)

竹内博さん「特撮をめぐる人々〜日本の映画 昭和の時代」を読む


おもいがけず、これが遺作となってしまった。非常に残念でならない。
第2章の「(特撮)映画史論」から読み始めたが、あいかわらず中身が濃い。
ゴジラ映画論については、円谷以降の映画をこの方が積極的に評価された文章を初めて読んだように思う。コジラ対メガロも、オール怪獣総進撃もけなすところはけなしてるが、褒めるところは評価してあって、「元祖怪獣少年の日本特撮映画研究四十年」を読んだときに感じた違和感は払拭できた。
特に圧巻は円谷英二最初のキャメラマン作品とされる「延命院の傴僂男」という映画が、本当に封切られたかどうか?についてのレポートと論文なのだが、もはや執念というか怨念に近いモノを感じる。素晴らしい研究だ。「ここから諸処の第一歩が始まる・・・・」とあるのに、返す返す残念でならない。
ご冥福をお祈りします。

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