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2010年12月25日 (土)

「SPACE BATTLESHIPヤマト」を見る(ネタバレ)

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何度か仕事のために見る機会を逸しながら、昨日とうとう見てしまった。だいぶ怖いもの見たさのような感じはある。
正直なところ、かなり薄口の映画だった。アニメは地球の危機を救うための最後の橋頭堡が「ヤマト」でなくてはならない事を実にうまいこと印象づけていたが、今回の映画は地球最後の切り札が別にヤマトでなくてもよくて、惑星防衛艦「轟天」でも成り立つような内容だった。古代が三好でも、島が室井でも、ユキがジュンでもさほど問題無かったように思う。物語が「ヤマト」である必然性が感じられないところが非常に残念だった。また、山本という名前のブラックタイガー隊員がいるだけで、空間騎兵隊の斉藤がいるだけで死亡フラグがすでに立っている(笑)というスケスケの配置。ファーストヤマトとさらばと完結編の一番安易なところをくっつけたというと、ヤマトファンの人ならもう大体どういう内容なのか想像はつくと思う。
 それでも見るべき所は多いと思った。バトルスター・ギャラクティカっぽい画面をさらに際立たせたような戦闘場面は、日本でもこういう画面が作れるのだと多少感慨深いものがある。実写で見せるブラック・タイガー(コスモ・タイガー?)はなかなかかっこいい。
 復活編でさえヤマトっぽさというか、「ヤマトでなくては・・・」というところは辛うじてキープしていたと思うのだ。キムタクがいけないとかそういうことでこの映画が「ヤマト」でなかったのでなくて、日本人がどうしようもなく忘れ得ない要素をこの映画は欠いているのでは?と思ってしまう。そこでこういう本を見つけた。

 戦争を賛美するつもりはない。日本人が日本人としてどうしようもなく惹かれてしまう何か、例えば忠臣蔵とか坂本龍馬とか新撰組とかが持っている何かを「大和」は内包していると思うのだ。

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コメント

見に行こうと思っていたがやはりDVDかBDでるまで待とう。
アニメのリメイクではなくて惑星大戦争のリメイクだったとは・・・。
なるほどね~~~^^;

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