太平洋奇跡の作戦キスカ を見る

　仕事に疲れてしまい、夜中になんとなく再見する。

　自分の叔父がこの作戦に参加して生還したということもあって、すごく好きな映画だ。
　東宝戦記物の三船敏郎はなんかどれも同じキャラで、どの映画のどの配役のどのシーンだったかすごく混同してしまう。同じ丸山誠治監督ということもあってか「日本海大海戦」の東郷平八郎とこの「キスカ」の大村少将はどっちがどうだったか？なんかわからなくなってしまう。兵学校の劣等生と言われており周りからなんと揶揄されようが、自分の信念に基づいて淡々と作戦を遂行する大村少将の姿にグッと来てしまう。

　特撮もすごくいい。特に終盤で島を西回りにキスカ湾に近づく艦隊のシーンは恐ろしく臨場感がある。

　また、ここ一番の時に流れる團伊玖磨さんのキスカマーチがまた良い曲でジーンとくる。サウンドトラックの類は出ていないみたいで、この曲聴くには自分の持っているアナログレコードをデジタル化するしかないようだ。