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2010年1月 9日 (土)

宇宙戦艦ヤマト 復活編を見る

ヤマト
 前から内容が気になっていたのだがようやくレイトショウで見ることができた。上映開始まで観客は私一人。おおっ、これは貸し切りか??と思いきや最後には5人。なんか怪しそうな人ばっかしで・・・・(私も)。
 惜しい。実に惜しい内容だ。例えるならば、浪花節を聞きに行って、知らない間にオペラ聞かされて帰ってきたような印象。自分らが期待していたのは、マクロスフロンティアみたいなノウハウを駆使した、元祖オタクの血中濃度がカーッと上昇するような今風のヤマトだ。中盤まではやや薄口ながらもかなり健闘していたと思う。宇宙の異変(カスケードブラックホールの出現)〜第一次人類移民船団の遭難〜古代の近況〜古代地球への帰還〜新生ヤマトの発進〜第3次移民船団を守る戦闘 とくどくど説明は多いながらも派手な戦闘場面主体でぐいぐい引っ張ってゆく構成にはなかなか楽しませてもらった。惑星間連合の化けの皮がはがれる辺りからなんとなく失速が始まったがそれでもおもしろかった。最後、カスケードブラックホールの実態の件であの方の作家性みたいなのがえらく全面に出てしまって意味不明のまんま「復活編 第1部 完」となる。え?第1部なんて聞いてないで!?

 「エネルギー充填120%!!」とかコスモパルサーの機体に「乾坤一擲」とかのマーキングがあったり、アクエリアスの海の描写にはグッとくるものがあるしなかなかがんばっているのだけれど、もう一息オタクのハートに歩み寄って欲しい。特務艦「信濃」とかは実に惜しいメカで、活躍のさせようにもう一ひねりほしいところだし、雪の乗っていた護衛艦は実は「スーパーアンドロメダ」級戦艦という名称なので台詞で一言表してほしかった。
 何にしても、これは続編には期待する。湖川友謙さんの作画を堪能できたのもよかったし。毛嫌いせずみんなみてください。

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