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2010年1月17日 (日)

アサルトガールズを見る

アサルトガールズ
押井守さんの新作と聞いて、まあまただまされるんやろうなあ・・・・とたかをくくっておく。
今回は高校1年生の娘が同行。去年のスカイクロラ見て押井守さんの作品はおもしろいと思えるようになったらしい。「あんまり期待しないように」と重ねて言っておく。
上映館はうちの近くにあるミニシアター。お客は自分らを入れて10人いなかった。でも、それらしい人が見に来ている。

 見終わって正直に、やっぱしなあ・・・・という印象。また裏切られたとは思うが、映画としてはすっきりしてなかなかおもしろかった。案の定スターシップトウルーパーズみたいなど派手アクションには絶対にならない。一応「アヴァロン」の世界観を踏襲しているけれど、お話の上での直接的なつながりはなく・・・というところで押井守フリークへの映画とは言えず・・・・・・。かといってモンハンとかRPGオタクに向けた映画・・・・・ということでもなく。もちろんアニメオタクに媚びてる映画でもない。ガジェットをもっといっぱい出して、砂蛇みたいなのばっかりで無くっていろんな種類の敵を設定して、ラスボスもそれらしいのを用意して、「死んでしまうとは情けない」以外にもゲームオタクが好きそうな台詞をいっぱい増やしたらさぞかし一般受けするような映画になるだろう。けど、その方向には絶対に行かないのが押井守だ。
 とにかく、なーんにもない映画。印象に残ったのは黒木メイサの抜群のプロポーションと菊地凛子の妙な踊りだけ。でもこの映画、見せたかったのはそれだけなのだろう。押井守が理屈を捨てて個人的な萌え映画に走ってしまったというのはある意味ですごいなあと思う。

 とてもおもしろかったのだが、残念なのはイエーガーの藤木義勝さんがせっかく自分でつくったムードを壊してしまっているように思う。後半、パーティーを組むか組まないかでいろいろあるのだが、その件がすこししつこい。あと、ラスボス戦後の演技とか・・・・。かつてケルベロスで「藤木に演技をさせてはいけない・・・・」と悟ったはずなのになんでまた・・・・・。ほんとに、突っ立ってるだけでものすごく画になる人なのになあ。

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