世界ことわざ事典
この前行ってきた「藤城誠治」展で展示のあったことわざ辞典の装丁がすごく気になってamazonで探してみたところ、サンプル写真はないものの、数点それらしい商品を見つけることができた。その中で横浜の古書店に問い合わせると、探しているものと間違いないようなのと、状態もよさそうなので注文してしまう。
昨日モノが届き確かめると定価がわかり、半額くらいの中古本で状態は非常によく確かに藤城誠治さんの影絵の装丁だった(本文の挿絵はまったく違うモノだった)。装丁だけで買ってしまったというのは自分としてはあんまりない経験だ。昭和62年の本で初版本。なんとなく嬉しい。本文はまだちゃんと読んでいないが
○すべての道はローマに通ず
○鉄は熱いうちに打て
○天は自ら助くる者を助く
みたいなよく知られたものから
○犬を溺れさせようとするものは狂犬病だとなじる
○魚は頭から臭くなる
○羊の毛を取りに行って自分の髪を刈られて帰る
といったなんだかよくわからないものまであって、なかなか楽しめそうだ。
この辞典は「中国ことわざ」とか「故事成語」みたいにシリーズ化されてるようでそっちの装丁も藤城誠治さんなのかどうか気になるところだ。
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