コンビニ本・包丁人味平を読む!
ビッグ錠先生の「包丁人味平」がコンビニの廉価コミックで出ていた。しかもカレー戦争編だ。集英社の文庫版をすでに持っていたのでとくにチェックはしていなかったのだが、昨日下巻の巻末を立ち読みしたところビッグ先生の「味平カレーの作り方」というページが再掲載されていて、これは文庫版にはなかった頁だったもんだから上巻を売ってるコンビニを探して上下巻共に買ってしまった。
味平のなかでもこの「ひばりヶ丘カレー戦争編」は特におもしろい。高級料理VS大衆料理の構図が最もうまく出ているし、インド屋→鼻田と味平の戦いがまさに一進一退でしかも勝負の行方がまた見えないところも良いところだ。日本人のカレー=味平カレーをどうやって作り出すか?というところが大詰めと思いきや、カレー将軍(?)鼻田の最終兵器「ブラックカレー」で逆転され、そこから「おいしいカレーは辛いもの → そのおいしさ(辛さ)の決め手は!!」ときたところで、それがスパイスとかそういったものではなく意外なものが日本的なカレーのおいしさの鍵を握っていたという最終逆転劇にはすごく感動してしまった。(けれどまだひとひねりあるのだけれども・・・)
特に、鼻田のキャラがすごく立ってるよなあ。カレー将軍だって(笑)あんな、鼻にだけマスクしてる奴なんていねーってば(笑)
上巻がすでにコンビニから消えて行っているので早い目にみなさん手に入れてください(o^-^o)
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