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2008年12月31日 (水)

超合金・宇宙大帝ゴッドシグマの感慨・・・・・

ゴッドシグマ
 ええことのなかったこの一年の中で、多少はよかったこともないではなかった。
 わたしの勤めている事業所の別部門のおばちゃん職員さんが、「ばこばこさん、古いおもちゃ好きやって聞いたんやけれど、息子の持ってた超合金もらってもらえへんかなあ・・・」と相談をうけた。その息子さん、私と同い年くらいですでに遠方でお仕事なさってて、大事にしていたおもちゃの類をある程度処分しようとされているらしい。できれば売らずに大切にしてくれる人を探していたらしく、私に白羽の矢を立てていただいたというとてもありがたいお話。
 いろいろあってその職員さんのアパートまで車で行って、現物をみせていただいてすごくびっくりした。箱は若干の痛みがあるものの内容がほぼ完全な状態なのだ。陸振王と海鳴王のパンチ部分がぱっと見た感じ見あたらなかったが、落書きとかもなくって恐ろしいばかりの保存状態だった。さらにはボルテスVのボルトインボックスまでいただいて・・・・これは保存度が70~80%位だったけれどそれでも天空剣はちゃんと残っていて、合体したときの整合性は保てている。さらにおまけでジャンボマシンダー勇者ライディーンとロボコン(?)をつけてもらっておなかいっぱいで帰ってきたのだった。
 「ばこばこさん、きっとプレミアついてると思うしくれぐれも大切にしてな」とのこと。なんとなく気になったのでネットで相場を見てみたら・・・・なかなかにすさまじい取引価格だった。ゴッドシグマって話はハチャメチャだったけれども玩具としてはおそろしく完成度は高くて、パッケージのところにも「世界の超合金」と堂々と記してある。今冷静に考えてみて、同じプロポーションの3体のロボットがΔ型に3体合体してスラッとした8頭身ロボになるというのはゲッターロボ以上に無茶苦茶かもしれない。まあ、この頃はこれで良かったのだ。敵のエルダー軍が未来の世界からやってきた設定というのもあんまり生きていなかったし、そのため最終話で主人公がゴッドシグマで未来の世界に旅立ってゆくというのもぱっとしなかった。メインキャラはエリア88の新谷かおるさんがデザインしていたと思うが、なかなかに魅力的でよかったのに。主人公側の博士が、番組後半で基地を宇宙船化して敵の本拠に侵攻することに反対するようになり、「あれ?でもこれって裏切ってるふりして、実は味方なんやろうなあ・・・」と信じていたら実はちゃんと裏切っていたという驚愕のオチが待っているというのもなかなかにびっくりしてしまう展開だった。
 ファーストガンダムとほぼ同時期の放映だったけれども、まだまだ大らかな頃だったのだなあ・・・・とおもちゃをみて感慨に浸らせてもらったのだった。

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