「キャプテン」全巻読了
ようやく全巻読み終わる。すごくおもしろかった。
初めて「キャプテン」の5巻を読んだのが小学校の1年生か2年生の頃だったので、実に30数年目にしての読み終わりということになる。
イガラシ君の全国大会制覇の顛末もようやくわかった。非常にアツい展開で、ちょうど乗っていた電車を乗り越ししそうになった。この全国優勝までの道のりのエピソードもとてもおもしろいのだけれども、自分的にはやはり近藤君がキャプテンになってからの3巻がとてもおもしろかったと思う。とても優れたリーダーによって、道を究めたあとのチームがどうなってゆくか?という点で、安易にステップアップ、エスカレートする展開でなく、自分勝手な近藤君のキャラクターを活かし、周囲との軋轢を地道に描きながら次に希望を感じさてゆくこの物語の結末には、正直なところ、ものすごく真実味を感じさせてもらった。決してキャプテンとしては器ではない近藤君。チームのメンバー同士でけなし合い、反目も生みながら物語が前進してゆく様が自分が現実に置かれている状況と被さって、すごく共感してしまった。
さて、これからは「プレイボール」を買ってゆこうと思う。全く読んでいないのですごく楽しみだ。
1巻の最初の所に2年生のイガラシ君が出てきてちょっと背筋がゾクゾクっとしてしまった。
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