休日定点観測と「世界征服は可能か?」
休日だが、家内がPTAがらみの用事で遊んでもらえないので大阪難波までぶらぶら出かけることにする。ジュンク堂の前でなんかイベントをやっている。コミックよしもととかいう新刊マンガ雑誌の発売イベントで買った人は坂田利夫さんと握手できるらしい。ちょっと食指が動くが今日は仕事の参考書を探しに来たのでやめておく。京都のジュンク堂よりも品揃えがいいように思うし、何よりも探しやすい。京都にはいい本屋が減っているので残念だ。探していた参考書と貞本義行さんのエヴァンゲリオン11巻を買う。エヴァはカオルくんのくだりで、所々丁寧につじつまを合わせていたり描写がわかりやすくなってると思うのだけれども今ひとつ食い足りない印象が残るのはなんでだろう?
京都まで戻りソフマップに寄って中古ゲーム売り場を見ているとDS版シムシティーのカートリッジだけのが¥2000を切っていて衝動買いしてしまう。家に帰るバス停近くの本屋で時間待ちをしていて、岡田斗司夫さんの「世界征服は可能か?」という本を買う。アニメ・特撮・マンガの悪役の世界征服論を参照しながら実際にそれを行った場合のメリットを問うていくという内容。言いたいことは最終章に集約してあって、そこまでは与太話なのだがなかなか楽しめた。独裁者タイプは結構しんどいものなのだということがマンガ版バビル2世のヨミの例を参酌して説明してるところが一番笑えた。岡田はんなりの理屈で世界征服が可能かどうかはそれなりに答えがでているので読んでもらえたらと思うのだが、この本の中でも言ってる「自由主義経済社会」とか現代の世の中の「仕組み」を割り切って捉えてしまうと、生きてるのがあんましおもしろくなくなってくるような気がしないでもない。
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