ドラえもん新魔界大冒険を見る

家内が出張(?)で、私が子連れで映画館へ。なかなかおもしろかった。私は個人的には「大長編ドラえもん」は「のび太の恐竜」以外はあんまし好きではないのだ。それはのび太があんまし勇気を持って巨大な悪に立ち向かってはいけないのではないのか?というところが大体の作品の内容にひっかかってしまうからだ。まあ、藤本先生はのび太の成長を願ってたらしいけれど、私的には、のび太は自堕落なやつでないといかんのではないかというポリシーがあるのだな。で、今回の映画についてはやっぱしのび太が勇気ありすぎではないかな?というところがやっぱしひっかかってしまった。いくらドラえもんみたいな万能のロボットがいたとしても、あんな巨大な宇宙悪みたいなやつがやってきたら怖いんではないだろうか?
あと内容が個人的には前作とそんなに変わらなかった印象なのが残念。一緒に見た息子らは「全然違う!」とは言ってたが・・・・。この映画独自の解釈としておもしろかったのは、もともと地球に接近する小惑星があって、それが「もしもボックス」を使った影響で魔界の星に変貌してしまうというところ。だからもしもボックスを使わなかったパラレルワールドでは満月博士がどう解決していたのか?というところはもうちょっとはっきりさせて欲しかった。
アニメ自体はかなり気合いが入っていて素晴らしい。よく動いている。
来年も映画ドラえもんはあるみたいだけれど、できればオリジナルが見てみたいなあ。
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